数学、8月からの勉強戦略
はじめまして!医大生によるオンライン家庭教師の滋賀メディックです。(従来の対面の家庭教師もやっていますよ!)
運営スタッフのSがお伝えします。
難関大学志望の高校三年生の八月以降の数学への取り組み方を提案していきます。
(今回は文理共通の数学ⅠAⅡBに関してです。数学Ⅲはまた別記事で)
とはいうものの人によってやってほしいことは異なってきます。
これを読んでいる皆さんはどれくらい「しっかり」と数学をやってきましたか?
「しっかり」というのは教科書とその例題を理解し、チャートやフォーカスの問題をマスターし、数学の基礎基本を固めてきましたか?ということです。
ためしにチャートやフォーカスの問題をランダムに何問か見てみましょう。けっこう怪しいという人は二カ月くらいは使って、それを完璧にすることを目指してください!
(チャート・フォーカスの取り組み方はまた別記事で)
数学の学習には順序というものがあります。基礎基本ができていない状態で難しい問題に取り組んでも得るものはなく、時間の無駄となってしまうのです。
基礎基本を固めることに注力した方が入試当日の数学力は絶対に高いです。
さてここからは「しっかり」とやってきた人向けです。基礎基本を固め終わった人はまたここに戻ってきて下さい。
基礎基本が固まった皆さんがこれからやるのは、入試問題を知ることとそれに対応するための勉強です。
まずは志望校の過去問を数年分解いてみましょう。
スラスラ解けますか?それなら特に言うことはありません。
普通は解けない問題もあるでしょう。まずは自分の数学力とどれくらいのギャップがあるかを知るところから勉強が始まります。これからどうすればいいかを考えることができるからです。
これは早い方がいいです。というのは、これを知るのが遅いと対応する時間が残されていないという事態になりかねないんです。基礎基本が固まったらすぐに志望校の過去問を解いてみることが重要です。
さて、難関大学の数学にはチャートやフォーカスを完璧にしただけでは解けない問題もあるということがわかると思います。
何が足りないかというと、チャートやフォーカスで得た知識・定石をどのように使うか考える「思考」訓練なのです。知識・定石はあってもまだ使いこなせてないんですね。
入試数学における思考とは、知識・定石をどのように使えば目の前の問題を解けるか試行錯誤するということなのです。いきなりひらめくのは天才じゃないと無理です。
基礎基本が大事である理由は、知識・定石がなければそもそも試行錯誤することすら難しくなるからなのです。
「あの考え方は使えるかな?式変形をしてみようかな?知ってる形にできるかな?」
このように「思考」するには知識・定石が必要不可欠なのです。
さて、ではどうすれば「思考」するチカラがつくかというと、実際に入試問題を集めた問題集に自力で取り組み格闘するしかありません。すぐに答えを見ていてはいけません。わからなくても20分くらいは考えてみましょう。しっかりやれることをやった後に解答解説を読むのです。
基本的にはこれを続けていけば数学力はドンドン伸びていきます。ではどんな問題集をやるかです。
自分で気に入ったものがあればそれをやりこむのが一番だと思います。ただ、何をしていいかわからないという人に向けておススメの一冊を紹介しておきます。
著者の米村明芳先生・杉山義明先生は駿台でもトップの人気と指導力を持つ講師で、受験数学に対しては圧倒的信頼感があります。
この問題集の特徴ですが、まず解答・解説が詳しい!問題数が44問に対して、解答・解説が230ページあります。解答よりも解説が多く、一緒に学ぶと理解が深まる類題や重要な考え方や意識しなければいけないことが盛り込まれています。
つまり、一問から得られるものは、その問題の解法だけでなく、他の問題にも通用する「思考」する道具なのです。
一日一題のペースで進めることで、一カ月半で終えることができます。
終わったころには入試問題をどんどん解いてみようと思えるレベルになります。
つまり、基礎基本レベル→入試レベルまで一気に引き上げることができます。
他にも有名な問題集はありますが、ここまで解説が詳しく得るものが多いものはなかなかないと思います。
是非この機会に取り組んでみてください!
質問等があれば Twitter ・LINE から遠慮なくお願いします!
運営スタッフのSがお伝えします。
難関大学志望の高校三年生の八月以降の数学への取り組み方を提案していきます。
(今回は文理共通の数学ⅠAⅡBに関してです。数学Ⅲはまた別記事で)
とはいうものの人によってやってほしいことは異なってきます。
数学は基礎基本が命!
これを読んでいる皆さんはどれくらい「しっかり」と数学をやってきましたか?
「しっかり」というのは教科書とその例題を理解し、チャートやフォーカスの問題をマスターし、数学の基礎基本を固めてきましたか?ということです。
ためしにチャートやフォーカスの問題をランダムに何問か見てみましょう。けっこう怪しいという人は二カ月くらいは使って、それを完璧にすることを目指してください!
(チャート・フォーカスの取り組み方はまた別記事で)
数学の学習には順序というものがあります。基礎基本ができていない状態で難しい問題に取り組んでも得るものはなく、時間の無駄となってしまうのです。
基礎基本を固めることに注力した方が入試当日の数学力は絶対に高いです。
さてここからは「しっかり」とやってきた人向けです。基礎基本を固め終わった人はまたここに戻ってきて下さい。
基礎基本が固まった皆さんがこれからやるのは、入試問題を知ることとそれに対応するための勉強です。
まずは志望校の過去問を数年分解いてみましょう。
スラスラ解けますか?それなら特に言うことはありません。
普通は解けない問題もあるでしょう。まずは自分の数学力とどれくらいのギャップがあるかを知るところから勉強が始まります。これからどうすればいいかを考えることができるからです。
これは早い方がいいです。というのは、これを知るのが遅いと対応する時間が残されていないという事態になりかねないんです。基礎基本が固まったらすぐに志望校の過去問を解いてみることが重要です。
「思考」力を養う!
さて、難関大学の数学にはチャートやフォーカスを完璧にしただけでは解けない問題もあるということがわかると思います。
何が足りないかというと、チャートやフォーカスで得た知識・定石をどのように使うか考える「思考」訓練なのです。知識・定石はあってもまだ使いこなせてないんですね。
入試数学における思考とは、知識・定石をどのように使えば目の前の問題を解けるか試行錯誤するということなのです。いきなりひらめくのは天才じゃないと無理です。
基礎基本が大事である理由は、知識・定石がなければそもそも試行錯誤することすら難しくなるからなのです。
「あの考え方は使えるかな?式変形をしてみようかな?知ってる形にできるかな?」
このように「思考」するには知識・定石が必要不可欠なのです。
さて、ではどうすれば「思考」するチカラがつくかというと、実際に入試問題を集めた問題集に自力で取り組み格闘するしかありません。すぐに答えを見ていてはいけません。わからなくても20分くらいは考えてみましょう。しっかりやれることをやった後に解答解説を読むのです。
基本的にはこれを続けていけば数学力はドンドン伸びていきます。ではどんな問題集をやるかです。
自分で気に入ったものがあればそれをやりこむのが一番だと思います。ただ、何をしていいかわからないという人に向けておススメの一冊を紹介しておきます。
ハイレベル 数学I・A・II・B の完全攻略
著者の米村明芳先生・杉山義明先生は駿台でもトップの人気と指導力を持つ講師で、受験数学に対しては圧倒的信頼感があります。
この問題集の特徴ですが、まず解答・解説が詳しい!問題数が44問に対して、解答・解説が230ページあります。解答よりも解説が多く、一緒に学ぶと理解が深まる類題や重要な考え方や意識しなければいけないことが盛り込まれています。
つまり、一問から得られるものは、その問題の解法だけでなく、他の問題にも通用する「思考」する道具なのです。
一日一題のペースで進めることで、一カ月半で終えることができます。
終わったころには入試問題をどんどん解いてみようと思えるレベルになります。
つまり、基礎基本レベル→入試レベルまで一気に引き上げることができます。
他にも有名な問題集はありますが、ここまで解説が詳しく得るものが多いものはなかなかないと思います。
是非この機会に取り組んでみてください!
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